2021/12/10 19:04
絵本の世界にはたくさんのしかけ絵本があります。着せかえ絵本はずっと昔から、女の子たちの憧れのスタイルを想像して楽しむ本として、定着しています。洋服はたくさんの種類があります。これは四つのページに分...
2021/12/09 18:39
My heart…という言葉からはじまるさまざまな心のかたち。窓のように開いたり閉じたり、水たまりになったり、汚れたり、重い雲が陰ったり、小さくなったり、大きく育ったり。心はいろいろな形をとります。今その瞬...
2021/12/08 18:58
日本でも長く読み継がれているシェル・シルヴァスタインさんの『The Giving Tree』(おおきな木)です。大きな木は、いつも遊びに来る男の子が大好きでした。彼も大きな木が大好きでした。男の子は、大きな木の葉...
2021/12/07 18:12
エミリー・ヴァストさんの植物の絵本です。植物は自らが動けないため、さまざまな方法で種を運んでもらおうとします。風にのせて飛ばしたり、動物に食べてもらったり、水の流れにのせたり。この絵本は種が旅立つ1...
2021/12/06 19:08
「Tree House」でボローニャ・ラガッツイ賞を受賞をしているオランダのイラストレーター、マライヤ・トルマンさんの楽しいどうぶつ絵本です。どうぶつたちの楽しい豆知識が、想像力豊かに表現されています。やわ...
2021/12/03 18:31
イングリとエドガー・パーリン・ドーレア夫妻の北欧を舞台にした絵本です。サーミ人の子ども、ラッセとリーセの暮らしを描いた絵本です。たくさんのトナカイを引き連れて、放牧をしながら生活をしている北の国の...
2021/12/02 18:22
父親につれられて街を歩く女の子。彼女は父親とは違う目線で街を見ていました。地面を見たり、空を見上げたりして、道や壁、タイルの間などに咲く雑草のような小さな花々を見つめていました。女の子は道端の花を...
2021/12/01 20:52
ベストセラー『Wave』『Shadow』のスージー・リーさんの絵本です(日本語版は『なみ』『かげ』講談社)みなさんは冬の始まりを、どのタイミングで感じますか?ぼくは紅葉がピークを迎えるころに感じます。あっと...
2021/11/30 18:40
北極圏で暮らしている家族。ある日、ふたりの子どもクーノとアイアは父親から大きな大きな動物の物語を聞きました。それから、クーノとアイアは大きな動物を見つけようと、氷の浮かぶ冷たい海を見つめていました...
2021/11/29 18:14
穏やかで過ごしやすそうな夜。空には満月が輝いていました。街で見るお月さまは、いつも違って見えます。あの建物からのぞいているお月さま。ビルの谷間から現れているお月さま。少し雲に隠れたお月さま。みんな...
2021/11/28 18:04
誕生日に、素敵な黄色い凧をプレゼントされたクマさん。楽しくて楽しくて、あちこちで凧を飛ばしていたら、糸にいろんなものが絡まってしまいます。そして森の高い木に凧が絡まってしまい、どうしようかと思って...
2021/11/26 20:20
Dear Birds,からYours,Bear で終わる手紙が繰り返されていく、とても切なくて想いがあふれてくる絵本です。クマが住んでいた場所にやってきた渡り鳥。ひとつの季節を共に楽しく過ごした時間を忘れられなかったク...
2021/11/25 18:18
フランスのイラストレーター、セシル・メッツガーさんの、かわいいクマさんの絵本です。忘れられた土地で孤独に暮らすクマさんがいました。彼は、自分は透明だ、と、感じていました。誰も来ない家、色のない荒野...
2021/11/24 18:35
ふかく雪がつもっている森の中、熊と狼が出会います。熊も狼も、静かな冬の森の散策を楽しんでいたところでした。一緒に散歩するかい? と熊は狼にたずねます。二頭は雪の結晶を眺めたり、冬の鳥を見つめたり、...
2021/11/23 18:10
カナダの作家ジュリー•フレットの絵本です。ヨーロッパ人と先住民族を祖先にもつ人々のことをカナダでは、クリーメティスといい、著者自身もクリーメティスだそうです。自らのルーツを意識するというのは、表向き...