Once Upon a Time in the Woods
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昔々、狼たちが野山を駆け回っていた頃のこと。トーマス、フィン、ジャックという3人の少年がいました。
ある日、彼らは森の奥深くへと足を踏み入れました。それまで行ったこともないような、深い森の奥です。
すると、小さな小屋に出くわしました。彼らは音を立てずに近づき、窓から中をのぞいてみました。そこには一人の女性の姿がありました。
「ねえ、ドアを叩いて逃げちゃおうよ」とジャックがささやきました。
そこで彼らはその通りにしました。ドアを叩くと、大声で叫び、笑いながら、逃げ出したのです。
翌日、少年たちはまた集まり、あの小屋の女性のことや、彼女に仕掛けたいたずらについて話しました。
「きっと、あの人は魔女だよ!」とジャックが言いました。「戻って確かめてみようぜ!」
……。
オオカミが徘徊していた時代。でもそこまで昔ではないころの物語。
森に迷い込んだ三人の少年が、それまで見たこともなかった一軒の家に出くわすところから始まります。
おとぎ話の定型を借りながら、そこに描かれるのは魔女でも呪いでもありませんでした。
少年たちは、その家に魔女が住んでいるのではと想像を膨らませます。
最初は好奇心から近づいただけだったのですが、小屋のおばあさんをからかい始め、思いがけない結末を迎えることになります。
誰かを「異質なもの」だと決めつけ、興味本位でからかい、それが気づけば取り返しのつかない方向へ進んでいる——そんな経験は、子どもの世界に限った話ではありません。
いじめや同調圧力。ブラウンはそれを声高に説教するのではなく、あくまで一つの物語として描いていきます。
森という舞台、見知らぬ家、そこに住む「誰か」——おとぎ話の骨格そのものが、実は「よそ者」への視線を測る装置になっています。
著者のアンソニー・ブラウンは、『Gorilla』でケイト・グリーナウェイ賞とカート・マシュラー賞を、『Voices in the Park』でカート・マシュラー賞を受賞し、『Zoo』では再びケイト・グリーナウェイ賞を受賞しています。
Once Upon a Time in the Woods
by Anthony Browne (Author)
Format:Hardback 32 pages
Publisher:Penguin Random House Children's UK
Imprint:Puffin
ISBN:9780241710449
Published: 16 Apr 2026
Weight:454g
Dimensions:283 x 258 x 10 (mm)
Pub. Country:United Kingdom
Description
A fairytale from picture-book legend, Anthony Browne. "Once upon a time in the days when wolves roamed the land, there lived three boys, who one day wandered deep into the woods and came across a little cottage they’d never seen before..."They think that maybe a witch lives in the cottage - at first they are curious, but soon they start to tease the inhabitant, with surprising consequences... Exploring bullying, peer pressure and making assumptions, this new tale weaves an empathetic moral among stunning artwork and storytelling.
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