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Little Red Riding Hood

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むかしむかし、みんなに愛されていた小さな女の子がいました。
特に、おばあちゃんに深く愛されていました。
おばあちゃんは女の子に赤いベルベットのフードをプレゼントしました。
女の子はそのフードがとても気に入って、他のものは絶対に身につけようとしませんでした。それで、彼女は「赤ずきんちゃん」というあだ名で呼ばれるようになりました……。

——

バーナデット・ワッツの『赤ずきん』は1968年に出版されました。翌1969年にはドイツの最優秀児童図書に選ばれたほか、同年のボローニャ国際児童図書展でグラフィック賞を受賞しました。
物語はペロー版ではなくグリム兄弟版に忠実で、狼に食べられた赤ずきんと祖母は、通りがかった猟師によって救い出されます。
パステル調のやわらかな色彩と、印象派を思わせる筆致で花咲く森を歩く赤ずきんの場面はことのほか明るく描かれます。一方、狼が退治される場面では色数を落とし、物語の陰の部分を静かに際立たせています。この明暗の使い分けで、グリム版特有の残酷さと牧歌性を色彩そのものによって表現しています。

「あかずきんちゃん」が日本にはじめて紹介されたのは、絵本としてではなく語学の教材としてでした。最初は楽しむ物語としてではなく、語学を学ぶための一編として日本にやってきたそうです。
日本語に訳されたのは明治35(1902)年発行の雑誌『女鑑』に掲載された、佐藤天風による「ロートケツペン」という訳が最初とされています。
その後、大正・昭和期を通じてさまざまな訳者・作家によって再話・翻訳が重ねられ、学校教育や児童雑誌を通じて物語は少しずつ広まっていきました。
戦後にかけて「赤ずきん」は日本の児童文学のなかで最も広く読まれる昔話の一つとなり、版を重ねて子どもたちに親しまれ、誰もが知っている物語となっていきました。

バーナディット・ワッツは1942年イギリス・ノーザンプトン生まれの絵本作家です。
幼いころからビアトリクス・ポターの影響を受けて絵を描き始め、ケント州メイドストーンの美術学校では絵本作家ブライアン・ワイルドスミスに師事した。以後40年以上にわたり、グリム童話やアンデルセン童話を中心に数多くの昔話絵本を手がけました。

Little Red Riding Hood
Contributor: Watts, Bernadette (Illustrator), Grimm, Brothers (Author)
ISBN: 0735843031 EAN: 9780735843035
Publisher: Northsouth Books
Binding: Hardcover
Pub Date: January 02, 2018
Physical Info: 0.76 cms H x 27.94 cms L x 22.10 cms W (0.41 kgs) 32 pages

Annotation:
These beautiful editions of classic tales are redesigned in celebration of 50 years of working with Watts, one of Europe's most recognized and beloved fairy-tale artists, known in Europe simply as Bernadette.

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